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2012年度 社団法人 東大阪青年会議所 理事長所信
第56代理事長 萱村 和隆
「青年は進歩の原動力である」東大阪JCの全てはこの一文から始まりました。それから現在まで55年という歴史のなかで先輩諸兄は毎年、青年としての進歩を積み重ね、お互いに切磋琢磨することで高貴な人格を普錬し正しい世界観を養いながら地域の社会発展に貢献されてこられました。今の私たちが東大阪でJC運動を行えるのは先輩諸兄が55年の間に市民や行政からの信用を得てきた実績があるからであり、この創始の精神を絶やすことなく受け継いできてこられた伝統があるからです。だからこそ、この素晴らしい伝統を次世代に必ず伝えていかなければなりません。しかし55年という時のなかで日本や東大阪のまちは大きく変化してきました。経済の発展をひとつたとえても、戦後の日本再建期から高度成長期と経て、今では成熟期と変わりました。それはモノの無かった時代からモノを手に入れることができる時代、そしてモノがあふれている消費飽和の時代への変化だと思います。55年前では想像できなかったほどに日々の生活が急速に進歩している中で、JCも時代に合った進歩をしていかなければなりません。「明るい豊かなまちづくり」の実現という大きな目標に向かって、時代の変化を素早く察知し、地域のオピニオンリーダーとして様々なフィールドでJC運動を展開しなければなりません。これこそがまさに「青年は進歩の原動力である」だと思います。青年としての成長が東大阪JCの成長であり、東大阪JCの進歩がまちの進歩になると信じて行動していきます。
JCが市民に向けてどんなに素晴らしい理念を発信し、どんなに素晴らしい運動を展開しても、それが最終的に会員拡大へと繋がらなければ意味がありません。なぜなら会員拡大こそが市民からの東大阪JCに対する最大の評価だと考えます。私たちの理念や運動に共鳴し、高い志と情熱を持った青年が一人でも多く入会することが、「明るい豊かなまちづくり」の実現という大きな目標に対して市民が理解してくれた証しだと強く思います。今後の団体の繁栄や運動の継続性のためにも55周年という記念の年に一番に取り組むべきことはメンバー全員で行う会員拡大です。また私たち一人ひとりがJCとしての誇りを持ち、理念や運動を市民にしっかりと発信できるJAYCEEに成長していかなければなりません。そのためには指導者訓練を基調とした研修事業を徹底的に行い、東大阪JCの魂を語れるたのもしいJAYCEEの育成が不可欠です。いつの時代もまちづくりにおいて最も重要な課題はひとづくりではないでしょうか。JCがまちづくりと共にひとづくりにも取り組くんでいるのは、まさに「まちづくりのできるひとづくり」を行うという考え方に基づきます。よって会員拡大とJAYCEEの育成には全力で取り組んでいきます。
2011年3月11日に東北地方東部を中心とする東日本大震災が起きました。自然の圧倒的な力の映像を目の当たりにしたときに、「人間は自然によって生かされてきた」という言葉を思い出しました。これは司馬遼太郎氏の「二十一世紀に生きる君たちへ」で書かれている一文です。自然へのおそれが薄くなった時代は終わり、自然にいっそうの尊敬を持つ素直な態度こそが21世紀の希望であり、期待であると記載されているこの本には「人間は助け合って生きているのである」とも書かれています。助け合いとは大きな道徳心、つまり奉仕の精神が必要です。相手を思いやる気持ちや行動が大切です。今、日本は戦後最大の危機に立たされています。東大阪が誇る偉人の言葉を胸に、この危機を地域の垣根を越えて助け合っていこうではありませんか。
人間は自然の恵みのもとで生命を育み、文化や文明を発展させてきました。しかし近年の急速な社会経済の発展は物質的な豊かさや利便性をもたらした一方で、資源やエネルギーを大量消費してきました。その結果、人間と自然が共存するバランスが崩れてきていると思います。だから地域のオピニオンリーダーとして東大阪JCは環境問題について積極的に取り組んでいかなければなりません。東大阪が環境にやさしいまちになるためには「もったいない意識の浸透」や「循環型社会の構築」といった市民の意識向上が不可欠です。自然あふれる美しい東大阪を今後も守り続けるのも現在の私たち大人の使命だと考えます。自然への感謝の念を持ち、自然の美しさや四季を感じられるまちをつくっていきます。
情報化社会や交通網の発達により、今まで以上に世界は近く感じるようになりました。また近年では小学校でも英語を学習するようになり、世界基準での価値観や視野を広げていく若者たちは増えていくと考えます。しかし、そんなグローバルな時代だからこそ日本人として、また生まれ育った東大阪のまちに対して郷土の誇りを持った若者を育成していかなければなりません。そのためには東大阪の歴史について学び、地域の文化を理解してもらう必要があります。東大阪JCでは郷土愛を持つことができるプログラムを実施していくことで自分のまちに誇りを持ち、自分のまちを愛することができる若者たちを一人でも多く育成していきましょう。
「明るい豊かなまちづくり」を実現するためには市民が主体となってまちづくりを進めなければなりません。自らがまちづくりに参加し、行動することでまちに対して誇りが持てると考えます。そのために一人ひとりが主役になれるまちづくりをめざして、市民意識変革運動を行っていきます。東大阪JCが先頭に立ち市民や行政と関係性を深めて、みんなで今後の東大阪のまちについて考える必要があると思います。市民が決して人まかせではなく、自分たちの手で住みよいまちに変えていく市民参加型社会の構築を目的としたまちづくりを行っていきます。
今の子どもたちは我慢することの希薄化が進んでいると感じます。また年上を敬う気持ちや礼儀について学ぶ機会が\なっている傾向にあると考えます。近年、叫ばれている家庭教育の低下を学校教育だけに任せるのではなく、まずは家庭と学校また地域社会がしっかりと連携を取って教育することが必要だと思います。東大阪JCではわんぱく相撲の開催や青\年健全育成事業、大縄跳び運動事業を通じて、子どもたちにこころの教育をしていきます。子を持つ親の世代として今後の明るいまちを考えたとき、笑顔があふれ、大きな声で挨拶ができる元気な子どもたちがたくさんいる東大阪にしていこうではありませんか。また子どもたちのお手本となるべく、私たちが地域の大人としての姿勢や生き様を行動で見せていかなければなりません。子どもたちに憧れられるように大人の背中を魅せていきましょう。
東大阪JCと47年の歴史が続いている台中國際青年商會と今後もよりよい絆を継続していくためには新たな国際交流が必要です。お互いを訪問するだけの交流だけでなく、相互のまちが発展できるような事業展開をしていきましょう。またオウルJCとは姉妹締結をして3年目になります。まずは相手のことをよく知り、また東大阪JCのことをよく知ってもらう必要があると考えます。今後の国際交流事業の一助になるべく、発信し続けていくことで関係性をより深めてまいります。
JCの理念や運動を市民のみなさまに発信していくためには広報活動は重要な役割を持っていると考えます。またJCの周知は必ず会員拡大に繋がります。様々な媒体を活用し、市民へもっと発信していかなければなりません。市民や他団体と情報共有することで、より活発な意見交換のできる組織になれると信じています。
公のこころを持ち、まちづくりを行う団体として東大阪JCが進歩していくにあたって、公益法人格取得という目標があります。2008年に公益法人格取得に向けての決議は採択されました。公益法人制度改革の移行期間が終わる2013年に向けて今年は行動しなければなりません。そのために定款、諸規定または財務情報の透明化などの大幅なシステムの変更をしていかなければなりません。メンバー全員でよく論議し、結論を出していかなければなりません。
地域のオピニオンリーダーとなるべく、私たちは東大阪の政治や経済、教育、環境について熟知し、日々進歩していかなければなりません。そのためにはメンバー同士で切磋琢磨し、修練していきましょう。またJC運動の方向性をメンバー全員で理解する必要があります。メンバーが総会や例会で情報を共有しながら進歩していくことで、JC運動はよりよいものとして市民に還元できると考えています。それにより東大阪JCは市民から必要とされる団体になると確信します。よって総会や例会におけるメンバーの出席にはこだわっていきます。
東大阪JCの魅力とは何でしょうか。メンバーが限られた時間のなかでたくさんの仲間との出会い、JC活動を通じて明確な目標や高い志を持った大人として成長できることだと思います。また地域の未来について真剣に考え、「明るい豊かなまちづくり」の実現に向けて市民に運動を発信できる誇り高き団体であると考えています。私たちは東大阪JCのメンバーであることに誇りを持ち、魅力あふれるJAYCEEになりましょう。そして市民に向けてしっかりと公のこころを発信しましょう。そのために私たちがやるべきことは行動しかありません。しっかりとした理念をもち、メンバー全員で行動していきましょう。
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東大阪JCは今年55年の節目の年を迎えました。この伝統ある組織を時代の変化に対応し、つないでこられた先輩方に感謝の念を抱かずにはおれません。そして現在、度重なる自然災害は「想定外」という言葉の持つ重みを劇的に変化させました。同様に経済、社会構造も激しく変化しています。私たちJCも東大阪が「笑顔あふれる元気なまち」になるよう変化し、時代に必要とされるよう存在感のある組織でなければなりません。
LOMの最高意思決定の場である総会、全理事が議論を交わす理事会はまさにJC活動の礎となる重要な場です。厳粛さを保ち、活発な議論がスムーズに行えるよう基本に忠実な設営や運営をしてまいります。JC活動で欠かせない各種基本資料を正確に作成すること、効率的な事務局運営を行うことで、「魅力あふれるLOM」になるための縁の下の力持ちであるという自負と誇りを持って行動致します。
私たちが行っている運動は、どの制度の下でも常に公を意識することに変わりはありません。公の団体にふさわしく法令を遵守し、透明性の高い財務運営を心掛けることはもちろんのこと、運動の推進に最も効果的な財源の活用を進めてまいります。公益法人制度改革に伴い、結論をだすこの時期に改めて真剣にLOMの将来を見据えて、研究の結果をメンバー全員に提供し議論を活性化させ、結論をだすための行動を起こします。
近年の会員減少の傾向はとどまることを知りません。「明るい豊かなまちづくり」の実現に向けて活動している東大阪JCを市民の方にメンバー増加という形で評価していただけるよう、JCの魅力を外部の方に語れるメンバーを一人でも多く育てる努力を惜しむつもりはありません。
55年の歴史と伝統をもつ東大阪JCのメンバーであることに自信と誇りを持つ「魅力あふれるJAYCEE」が集う強固な組織にしていくため、基本に忠実であると同時にスピード感を持って行動を起してまいります。日本は戦後の荒廃からめざましい復興を遂げました。あらゆる資源が少ない中、勤勉である日本人という資源を活用し世界に通用する様々な技術革新が行なわれ産業を発展させることで世界有数の経済大国へと発展しました。これにより私たちは多くの物質的豊かさを享受できるようになりました。しかしその反面、自己中心的な自由や権利という概念から道徳観や協調性などが失われつつあります。これは今後の日本にとって憂慮すべきことではないでしょうか。
子どもは国や地域の宝物といわれます。しかしどんな宝物でも磨かなければ輝きを失います。その宝物を磨く機会が家庭、学校、地域社会がしっかりと連携をとって教育を行う場ではないでしょうか。東大阪JCでは例年実施しているわんぱく相撲東大阪場所、青少年健全育成事業、そして昨年から実施された大縄跳び運動をとおし、家庭からは事業への参加に理解をいただき、学校および地域からは運動への協力をえることで未来の宝物を色褪せることなく磨いてまいります。道徳心や協調性といった素晴らしい輝きを失わないために。
指導力とは今あるものを今以上のものへ、できないことをできることへと進化させ育んでいく力であると考えます。また、JCという組織の理念や運動をよく理解しJCおよびJAYCEEとしてのプライドを持って活動し、これまでに培われてきた運動をより公とし発信していく力も持たなければなりません。それらの力を養うことは「明るい豊かなまちづくり」を実践できるひとづくりであり東大阪JCの魂を持ったメンバーの育成につながります。大きな視野を持ち自己中心ではない徳を積める人材になりましょう。
「明るい豊かなまちづくり」に終わりはありません。だからこそJCは存続しなければなりません。そのためには会員数の増加が市民からの最大の評価であると信じ、JCにプライドと自信を持ちメンバー一丸となり会員拡大を実践し成功させましょう。
私たちが所属する東大阪JCは、今年55周年という一つの大きな節目を迎えます。この伝統ある東大阪JCが今日まで揺るぎなく継承されてきた理由の一つに、先輩諸兄より脈々と受け継がれてきた創始の精神があったからこそと考えます。これからも未来に向かって東大阪JCはその精神を絶やすことなく、しっかりと次世代へと繋ぎながら時代の変化を敏感に察知し運動を展開し飛躍し続けていかねばなりません。
我々には遥か海を越えた先にも固い友情、絆で結ばれた仲間がいます。台中國際青年商會とは今後、新たに一歩踏み込んだ交流を進めていくことがとても大切であると考えます。またオウルJCともこれから未来へと続く友情をさらに深めていくために、まず相互を理解し合うことが最も重要であり、一歩ずつ着実に友好を深めてまいりましょう。そのためにもメンバーへのJCI各種大会への参加意識向上に努めてまいりたいと思います。
LOMメンバー同士の強固な絆こそが組織の一番の基礎、土台であると信じます。新たな出会いや交流を重ねていくことで個々の人生においても気づきや大きな財産となり、またLOMの活性化へと繋がります。そのためにも常にメンバー同士がふれあえる多くの機会を提供できるよう、積極的にメンバーの架け橋となり、期待感溢れる設営を心がけ東大阪JCをより強固な絆で結んでいけるよう惜しむことなく行動してまいります。
運動を展開していく上で様々な媒体を活用し、積極的に我々の運動を対外へ発信していくことで市民や行政、各種団体への周知を図り常に情報の共有化、透明性、且つタイムリーな情報を発信し続けてまいります。メンバー一人ひとりが「行動は自らが起すのだ」という強い気概を胸にJC運動を進めていく姿にこそ、魅力溢れるJAYCEEの真髄が感じられ東大阪JCの存在を世間の多くの方々に周知、理解していただけることになり最終的には会員拡大へと繋がると確信します。
1956年、経済白書「日本経済の成長と近代化」の結びで「もはや戦後ではない」と記述されました。戦後復興の完了が宣言された翌年、前身の布施青年会議所が設立され今年で55年を迎えます。我々は半世紀以上にわたり「青年は進歩の原動力である」この不変の理念を携え、多くの先輩方と共に地域社会発展を目的に運動を絶やすことなく継続してまいりました。
2011年3月11日に起きた東日本大震災は東北地方を中心に未曾有の被害をもたらし、日本は戦後最大の危機を迎えました。とりわけ原子力発電所事故から波及した節電やエネルギー問題は、戦後社会から災後社会に突入した新たな環境問題といえます。これは被災地より遠く離れた東大阪市民も関心が高いと思います。東大阪JCとしては市民環境意識向上をめざし、創立55周年記念事業をとおしてこの問題を提言してまいります。
経済が豊かになり成熟社会を迎えた今日、行政主体から市民主体の社会サービスが求められ、市民による公益団体が数多く存在します。しかし各団体の多くは人材など運営面で問題を抱えていることが否めません。目的や手法は違っても「東大阪をよりよいまちに」その願いは私たちと同じです。東大阪JCは今後も地域(まち)に溶け込み、各団体が必要とする役割を果たし、お互いの活動を推進できる関係を築き、共に市民参加型社会による地域づくりを実践していきます。
地域はそこに暮らし、その地域を思う人々によって形成されております。地域の未来は次代を担う若者が多ければ多いほど、よりよい環境へと変わります。東大阪JCがすべきことは次代を担う若者に郷土が持つ特色を伝え、東大阪を心の故郷として誇りに思う、そんな若者を育むことだと考えます。やがて郷土愛に満ちた青年が個々形態は違っても故郷に貢献を望み、次代を切り拓く地域づくりの担い手として今後の東大阪を支えていく、そんな地域の若者を数多く育んでいきましょう。